【解決済み】副業が推進されている理由とは?3つの考え方を紹介

2018年、日本政府が掲示した働き方改革実行計画にて、副業推進が宣言されました。

さらに、副業・兼業の促進に関するガイドラインが作成されたため、「政府」「企業」「労働者」が副業・兼業へ関心を寄せてきています。

それでは、これを機に、日本全体が副業を推進する方向へ舵を切っていくのでしょうか?

直人

今日さ、取引先の担当者が「私の勤める会社で、ついに副業が解禁されたんですよ」って言ってたんだ。

俺の会社も早く副業を解禁してくれないかなー。

雅美

最近は、政府の後押しもあって副業を推進する会社が増えているわね。

「政府は労働力が増える」「企業は従業員の経験が増える」「労働者は収入が増える」のだから、日本全体にとっていいことだらけよね。

直人
でも、まだ副業を推進してる会社って少ないよな。

なにか理由でもあるのかな?

雅美
それはもちろんあるわよ。

企業にとっては情報漏えいのリスクがあるし、労働者には長時間労働のリスクがあるわ。

直人
なるほど。どちらにせよ、副業の推進について、この際ちゃんと考えてみる必要があるな。

副業が解禁されたとはいえ、まだまだ副業禁止の企業は多くあります。

政府や企業、私たち労働者の考えや置かれている状況は、それぞれどうなっているのでしょうか?

わたしは今回、「副業を推し進めたい政府」「副業推進へ二の足を踏む企業」「副業に好意的な労働者」の立場と本音を調べましたので、ご紹介します。

副業を推進したい!政府の立場とは?

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直人

副業の推進って政府が言っているんだよね。

働き方改革だって!

雅美

そうよ。少子高齢化が進んでいくなかで、経済的に成長していくためには労働力が必要なの。

副業を推進することで、人材の確保に繋がると考えているようね。

直人

なるほど。子どもが減って老人が増えるってことは、働き手がどんどん少なくなってしまうよね。

このままだと働き手がいなくなり、経済が回らなくなってしまうから、副業を推進してバリバリ働いて貰おうってことか!

雅美
そうなのよ。誰も働かなくなった日本を想像すると、なんだか怖いわよね。

そこで副業の出番ね。1人で複数の仕事をすれば、人手不足も解消できるわ。

しかも、最近はネットが普及したことによって、副業も簡単にできるようになったの。

ネット上にはいろんな情報があるから、副業に興味がある人が増えてきているのよ。

直人
うーん、俺も副業に興味があるけど、会社が禁止してるんだよな。

このまま政府が強く推進してくれたら、いつかは会社も副業を認めるかもしれないな!

雅美
そうそう、企業全体でだんだんと解禁されてきているようよ。

その理由は、副業・兼業の促進に関するガイドラインが作成されたからなの。

直人
副業・兼業の促進に関するガイドライン?

なんだそれ。聞いたことがないな・・・

雅美
就業規則は会社の法律と言われているんだけど、その従業員が守るべき就業規則のモデルを政府が作っているのね。

そのモデル就業規則で、今までにあった「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」って書かれていた部分が削除されたのよ。

副業2018年についての参考記事はこちら、副業2018年、副業解禁元年といわれる理由とは?

直人
そうなんだね。それじゃあ、これからそのモデル就業規則を導入している会社は、副業が解禁されていくんだね!

俺の会社でも早く導入されるといいな。

雅美
そういえば、直人は副業にずいぶん興味を持っているわよね。

何か始めたい副業でもあるの?

直人
うーん、実はまだこれといったものはないんだ。これから見付けるんだよ。

そして、副業で得た収入でロードバイクが欲しいんだ。

実は、ロードバイクで休日に遠出することに憧れているんだよねー。

雅美
じゃあ、その夢が叶えられるといいわね。

副業で収入を得たら、私にも何か買ってくれたら嬉しいわ。

政府は働き方改革の一環で、少子高齢化社会による人手不足への対策として副業を推進しています。

今までは会社の法律である、就業規則で副業が禁止されていました。

しかし、政府が作成しているモデル就業規則からは、副業を禁止する文言が削除されています。

そのため、モデル就業規則を導入している企業では、副業が解禁されてきているのです。

副業推進へ二の足を踏む?企業の本音とは?

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直人
少子高齢化で若者の数が減るんだから、これから就職する人が減っていくよな。

今働いている人はどんどん年をとって定年退職していくし、会社にとっても人手不足は大きな悩みの種だよな。

雅美

そうなの。今は仕事を求める人よりも、仕事をしてくれる人を探す企業のほうが多くて、企業全体が困っているのよね。

そこで、副業を推進して優秀な人材を確保しようと考えているようね。

それに副業をすることで、本業である会社の研修や業務では得られないような、経験を得られるのよ。

だから、会社に多大な貢献をしてくれると期待されているのね。

直人

そうなのか、副業は会社にとってもメリットが多いじゃないか!

でも、俺の勤めている会社は、まだ就業規則で副業は禁止しているんだよ。

「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」って書いてあるんだよ。

副業規定についての参考記事はこちら、副業規定は就業規則にどう書いてある?違反は解雇の対象か

雅美

あら、直人も副業しようと思ってちゃんと調べてみたのね。

そりゃそうよね。ロードバイクで旅をする夢を叶えるためだものね。

実は、企業にとっては副業を推進することにはリスクが大きいのよ。

最も大きな心配は、会社の機密情報の漏えいなの。

直人

そうか。持っているスキルを活かそうと思ったら、同業他社の仕事をするのが手っ取り早いよね。

そうすると、本業の情報を副業をしている会社に漏らしてしまう可能性がある!

これは、会社の機密情報の漏えいにつながってしまうな。

雅美

そういうことよ。同業他社は、本業のライバル会社という位置にあるわよね。

同業他社での副業は、本業の会社の利益を横取りしてしまう可能性もあるのよ。

直人
確かに。機密情報の漏えいだけじゃなく、会社に損をさせてしまうことにも繋がるんだね。

企業からしたら、従業員に副業をさせるってリスクが大きいんだな!

雅美
それから、これは日本の古くからの考え方なんだけど、まだ会社に忠誠を誓ってほしいと考える経営者は多いのよ。

入社したからには、定年までこの会社で頑張ってくださいってことね。

実は、副業禁止の背景は、リスクの大小だけではないってことよ。

直人
ふむふむ、そういう経営者の考えもあるのか。

それに、政府が推進したって言ったって、副業が義務化されたわけじゃないからな!

なかなか多くの企業で副業解禁を進めていくのは、難しいものがあるんだね。

そういえば、うちの会社は働き方改革の一環で、あまり残業させてくれなくなったんだ。

残業代も生活の足しになってたのになー。

このままじゃ収入が減ってしまうよ。

雅美
なるほどね、それで最近はちょっと早く帰ってきてくれているのね。

そういえば、長時間労働で過労死した事件が社会問題になっているでしょ?

それで、生産性を高めるためにも、長時間の残業をさせないようにしている会社が多いわ。

しっかり休んで翌日も元気に出社して、仕事に集中しましょうってことね。

その一方で、生活費を残業代に頼っていた労働者も多くて、それで副業を考える人も増えているわ。

直人
そうだよね。俺たちだって、俺の残業代を生活費の一部にしているからね。

企業が労働者のために、無理な残業を減らしてくれているのはありがたいけど、急に収入が減るのは困るよね。

こういう労働者の意見も参考にして、企業が副業を推進する方向へ進んでいってくれるといいな!

雅美
そうね。でも、減ってしまった収入を補うための副業ではあるけれど、情報漏えい以外の問題が絡んでくるのよ。

それは、労働時間が増えて、本業に悪影響が出る可能性があるの。

直人
そうか。本業で働いたあと、さらに副業をして働くってことだもんな。

そうなると、自分の時間や休む時間が確保できなくなるな・・・

雅美
そうよ、直人の言う通り。休むことなく働き続けて、体調を崩して本業を休みがちになったり、業務に集中できずにミスを連発していたりしたら、本業に悪影響が出てしまうでしょ。

だから、この問題もあって企業はなかなか副業解禁に踏み切れないのよ。

直人
副業を始める際は自己責任ってことだね!

それじゃぁ、時間の使い方に工夫が必要になるよな。

人手不足による労働力の獲得のために、副業を推進している企業もある一方で、情報漏えい」「本業への悪影響」を懸念して、副業推進へ二の足を踏む企業も多いです。

政府によって副業が推進されているとはいえ、副業解禁が義務化されたわけではなく、まだ副業を認めていない企業が大多数を占めています。

しかし、長時間労働による過労死が問題になり、残業時間を減らしていかないといけなくなった企業は、副業を推進していく方向へ舵を切っている状況です。

副業を推進している大企業の参考記事:トヨタ自動車が副業解禁?ほかの大企業の動向もチェック

副業推進に好意的な労働者の意見とは?

直人
俺は副業したいんだけどなー。

単純に給料とは別に、お金がもらえたら嬉しいからね。

雅美
そうよね。収入が増えれば、さっきの直人の夢の話のように、人生に選択肢が増えるのよね。

だから、働く人たちの多くは、直人と一緒の意見なのよ。

より豊かな人生をおくりたいってね。

それに、会社から与えられる仕事をただこなしていくのではなく、副業を自分で選んで取り組み、成果を出すってことが自信に繋がるのよ。

それが副業を始めるメリットの一つなの。

直人
確かにその考えには賛成だな。やらなきゃいけない仕事よりも、自分が好きで取り組んでいる仕事なら、よりやる気が出るよ!

これも、副業が人生をより豊かにしてくれる理由なんだね。

副業すすめの参考記事はこちら、副業のすすめ!!君たちはどのように副業する?

雅美
でも、注意しなきゃいけないのは副業に集中しすぎて、体調を崩さないようにしないとね。

本業に支障をきたさないように、自分のペースを保ちましょう。

直人
確かに。自分の好きなこととなると、俺は寝る間も惜しんで熱中しちゃうタイプだから、気を付けないとな。

学生時代はよく連日徹夜をして、新作ゲームをクリアしていたものだよ。

雅美
ああ、だからあの一週間は、講義を毎回遅刻していたわけね。

熱中するのは構わないけど、夜中にゴソゴソするのだけはやめてよね。

それに副業でお金が入ったら、買ってほしいバッグがあるのよね・・・

直人
はいはい、今回も詳しく教えてもらったからな。

ほしいロードバイクが手に入ったあとは、雅美のほしいバッグを買うと約束するよ。

ただし、俺の副業にも協力してくれよ。

労働者は、副業推進を好意的にとらえています。

それは、「収入の増加」「スキルアップ」「自己実現」に繋がるからです。

しかし長時間労働のリスクや、本業に支障をきたさないようにする注意も大切です。

【解決済み】副業が推進されている理由とは?3つの考え方を紹介のまとめ

 

  • 働き方改革実行計画として副業推進が宣言され、さらに「副業・兼業に関するガイドライン」が作成された
  • 政府が掲げる副業解禁の後押しにより、副業を解禁する企業もある一方、まだまだ副業を禁止している企業も多い
  • 政府が副業推進をする理由は、少子高齢化による人手不足への対策
  • インターネットの普及に伴い、誰でも簡単に副業ができる時代になり、副業に興味のある労働者が増えている
  • 政府が作成したモデルケースの就業規則から、副業禁止の項目が削除されたため、会社の就業規則からも削除されることとなり、副業解禁が進んでいる
  • 企業は副業を推進することで、優秀な人材を獲得できるメリットは感じているものの、リスクの大きさを考えて二の足を踏んでいる状況
  • 従業員に自分のスキルを活かして、副業をしてもらおうと考えると、同業他社の仕事に従事する可能性もあり、情報漏洩や会社の損益に繋がるリスクが大きい
  • 長時間労働による過労死が社会問題になってからは、政府や企業側は残業を減らして生産性をあげる必要性について掲げてきたが、労働者は生活費を残業代に頼っている人も多いため、副業で収入をあげる必要性を考えるようになった
  • 労働者は「収入の増加」「スキルアップ」「自己実現」につながる副業の推進には好意的であるが、退社後にさらに労働をするため、長時間労働に繋がるリスクも潜んでいる

今回は副業推進について、「政府」「企業」「労働者」の立場と本音を調べ、ご説明しました。

副業を推進していくことで、日本が抱えている少子高齢化や労働力不足が補えます。

そして、労働者は収入が上がり自己実現ができるため、メリットの方が大きいです。

しかし、近年社会問題となっている情報漏えいや、長時間労働とリスクも潜んでいるため、副業解禁とならない企業が存在することも事実です。

働き方改革が実施されて間もないので、このさき働き方や副業について、考える必要性が出てくるでしょう。

この記事が、今後の働き方について考える、みなさまの参考になれば幸いです。

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